はじめてのハムスター🐹飼育日記

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【人気のペットを飼う】ハムスターの種類と飼い方、生態などを詳しく解説します!

最近は猫や犬に続き、ハムスターをペットとして飼う人が増えてきています。動物が苦手な方でも飼ってみるとその小さな可愛い小動物のとりこになる人も多いと言います。一度飼い始めると長年飼い続ける人も多いハムスターの魅力は、まず「購入費も維持費もリーズナブルに済むから」という点でしょうか。飼育スペースも取らず、散歩も不要なのでペット初心者でも手軽に飼えると人気です。その小さな体でエサを食べる姿や、回し車を一生懸命走る姿、愛くるしい瞳で見つめてこられると心を癒やされることでしょう。いつまでも眺めていたくなる愛しい存在になること間違いなしです。そんな人気者のハムスターですが、実際に飼うとなると飼い方、生態などわからないことだらけでは戸惑ってしまいますよね。そこでハムスターの種類・特徴・飼い方などをまとめてみました。少しでもお役に立てれば嬉しいです。

ハムスターってどんな生き物?生態を詳しく説明します!

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ハムスターは、リスやビーバー、ネズミと同じ「げっ歯類」に属しています。特にネズミによく似ていますが、ネズミは「ネズミ亜科」に属し、ハムスターは「キヌゲネズミ亜科」に分類されます。ハムスターは穴を掘るのが得意で野生のものは砂漠などの乾燥地帯で穴を掘って暮らしています。2〜3mの深さを掘り、その穴に寝室・エサを蓄える貯蔵庫・トイレなどを作るという、完璧とも言える居住を作り上げます。野生のハムスターは種子の他に植物や昆虫も食べる雑食性です。夜行性のため日中は穴の中で過ごしています。

小さく愛らしいその姿には似つかわしくありませんが、単独で行動し、激しい縄張り争いをする気性の激しい一面を持っています。ハムスターの中でも「ドワーフ種」と言われる体の小さい種類だけはオスとメスで行動する珍しい種です。出産で一度に生む赤ちゃんの数は、ドワーフハムスターで平均4匹、ゴールデンハムスターで平均8匹です。多いときは10匹以上産むこともあるようです。生後1ヶ月でほぼ大人の体に成長し、2ヶ月で繁殖可能になります。ぺットとして飼う場合の注意点としては、オスとメスのつがいで飼うことです。どんどん繁殖してしまうので気をつけなければいけません。

ハムスターの性格は種類にもよりますが、臆病で警戒心が強いのが特徴です。人間の1歳児くらいの知能があると言われており、十分飼い主を認識でき懐いてくれます。まずはエサを手の上に乗せて与え、スキンシップをしながら徐々に慣らしていきましょう。夜行性だからといって触れ合えないのでは?と思われますが、ハムスターの行動は夕方から夜にかけてですので、十分スキンシップの時間を楽しむことができます。

ハムスターの寿命

ハムスターは自然界では捕食される側の生物なので、本来はとても弱い立場の生き物です。病気になれば体が弱り、自分でエサを獲ることもできなくなります。動きが鈍くなれば、外敵に襲われる危険性も高まります。そのため、安全な飼育環境下で飼われているハムスターの方が野生のものよりずっと長生きする傾向にあります。寿命は種類にもよりますが、ゴールデンハムスターで2年〜3年、ジャンガリアンハムスターで2年〜2年半、キャンベルハムスターで1年半〜3年、ロボロフスキーハムスターで2年〜3年、チャイニーズハムスターで2年〜3年と言われています。ハムスターにとって最適な環境を整え、大切に育ててあげれば3年くらいは一緒にいられるでしょう。

体が小さく病気にも弱いハムスターと長く付き合うためには、ストレスをできるだけ与えない快適な環境づくりが肝心です。栄養バランスを考えた食事も大切になり、少しの体調変化もハムスターにとっては命に関わる場合もありますので、近くにある動物病院のチェックもしておくといいでしょう。

ハムスターをペットショップで購入するときの価格

何十万もする猫や犬と違い、ハムスターは高い場合でも1万円以下で購入することが可能です。平均的な販売価格は一匹およそ1000円〜3000円程度です。種類や毛並みで価格は変動しますが先に述べた1万円を超えることは稀です。種類によって価格が異なり、ゴールデンハムスターは1000円〜3000円、ジャンガリアンハムスターは1000円〜2000円、ロボロフスキーハムスターは2000円〜4000円、キャンベルハムスターは2000円〜4000円、キンクマハムスター1000円〜2000円で販売されています。

ハムスターのカラーによっても価格が異なり、ノーマルのカラーよりはスノーホワイト、パールホワイト、パイド、ブルーサファイア、コバルト、リアルブラック、イエローラインなど珍しいカラーの方が価格が上がります。このように希少な品種は、相場価格の数倍になる場合があり、1万円を超えることもあります。生後間もない個体の方が高くなる傾向もあります。

ハムスターの種類を詳しく紹介

ハムスターと言っても、種類は20を超えています。その中でもゴールデンハムスター、キンクマハムスター、ジャンガリアンハムスター、ロボロフスキーハムスター、キャンベルハムスター、チャイニーズハムスターのの6種はペットとして飼いやすく、ペットショップでもよく見かけます。6種類のハムスターのそれぞれの特徴を紹介していきます。

ゴールデンハムスター

最もポピュラーなハムスターがこのゴールデンハムスターです。シリア、レバノン、イスラエルといった中東からアナトリア半島(トルコ)にかけて生息しています。

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温和な性格のゴールデンハムスター

オスは約85g〜130g、メスはオスより大きく95g〜150g、個体によっては200g近くになるものもいます。身長はオス・メスともに20cm未満です。一般的なカラーが白地に茶色の模様があるものです。白地に薄い黒のブチ模様のダルメシアン柄、三毛猫のようなトリコロールカラーの個体もいます。穏やかな性格をしており、飼い主を噛んでしまうこともほとんどありません。好き嫌いもなくエサもよく食べます。賢く、トイレもしっかり覚えさせることができるので初心者にも飼いやすいハムスターです。

キンクマハムスター

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子供や女性に人気のキンクマハムスター

キンクマハムスターはゴールデンハムスターをベースに改良された品種です。大きめの体、穏やかでおっとりとした性格が人気です。ゴールデンハムスターに比べると柔らかく長めの毛並みをもち、アプリコット色の綺麗な毛色が他のハムスターにはない魅力です。子供や女性に特に人気の種類です。ゴールデンハムスターと同じく初心者にも飼いやすい種類です。

ジャンガリアンハムスター

こちらも定番人気のハムスターです。「ドワーフ種」と呼ばれるハムスターの中でも小型の種類になります。カザフスタン、シベリアから中国北部に生息しています。

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好奇心旺盛な小型のハムスター

体重はオスで35g〜45g、メスは30g〜40gほど、身長は7cm〜12cmほどです。茶色がかった体の背中に黒い筋が一本あるのがノーマルカラーです。全体的に白い体のパールホワイト、青みがかったグレーの毛色のブルーサファイアの2色も一般的な色になります。

個体差はありますが、好奇心旺盛で喜怒哀楽がはっきりしているのがジャンガリアンハムスターのいいところ。素直な反応でわかりやすい性格が人気です。他のハムスターに比べると協調性が高いので相性が良ければ多頭飼いも可能です。人にも比較的慣れやすい種類です。

ロボロフスキーハムスター

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怖がりで臆病なハムスター

ハムスターの中でも最も小さく、成体でも身長が7cm〜10cm、体重15g〜30gと、小型のジャンガリアンハムスターの半分ほどの大きさしかありません。背中は黄茶色やこげ茶色で、お腹部分は白い毛で覆われています。カザフスタン、モンゴル、ロシアに生息しています。

他のハムスターに比べると警戒心が強く、かなりの怖がりなのでなかなか人に懐きません。しかし人を噛むことがほとんどないので、ストレスを与えずお世話しているとキュートな仕草をたくさん見せてくれるでしょう。環境に慣れてくると好奇心が出てきて、トイレを覚えなかったり、走りながらおしっこをしたりとやんちゃな印象を受けます。乾燥した過酷な環境下に暮らしているハムスターなので、水分の多いエサ(生野菜など)はほとんど食べません。

キャンベルハムスター

日本では上記👆のハムスターが人気ですが、ヨーロッパやアメリカではキャンベルハムスターが一般的に多く飼われているようです。日本でも近年ペットショップに並ぶようになりました。

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ジャンガリアンそっくりな気の強いハムスター

ジャンガリアンハムスターの亜種で見た目もそっくりです。背中のストライプ柄がはっきりしていて、耳が大きく少し先が尖っているのが特徴です。ドワーフ種に分類され、身長6cm〜12cm、体重30g〜45gほどです。毛色のバリエーションが豊富で、イエロー・ブルーフォーン・ブラックなどがあり、模様もさまざまです。

性格は気が強い反面、臆病なところもあるので不意に噛まれることもあるでしょう。他のハムスターと同様、焦らず適度なスキンシップを取り友好を深めましょう。

チャイニーズハムスター

小型ハムスターの一種でドワーフハムスターに分類されます。身長9cm〜12cm、体重26g〜38gほどです。南シベリアから中国北東部に生息しています。

他のハムスターに比べると体や顔が細く、尻尾が長めでネズミに近い容姿をしています。茶色い毛色に背中の黒い筋がノーマルカラー、グレーがかったシルバー、グレーがまだらに混ざったようなシルバーパイド、ホワイト(希少)などのカラーがあります。

おとなしい性格で人にもよく懐きますし、ハムスターの中でも一番飼いやすい種類と言ってもいいでしょう。トイレもきちんと覚えるのでしつけもそう難しくありません。しかし、運動神経がよく、高低差のバランス感覚に優れているので高いところも難なく登って行ってしまい、脱走や高所からの落下には十分注意しないといけません。

ハムスターの餌(エサ)の選び方

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野生のハムスターは雑食性です。なんでも食べるので栄養バランスを考えないといけません。選び方の基準は飼っているハムスターに合った量・大きさ・固さを重視します。ハムスターの種類によって選ぶエサが変わってきますので紹介していきます。

適量を与える

体格に合った量を与えます。適量はハムスターの体重の5〜10%程度です。体重100gのゴールデンハムスターで5〜10g、体重40gのジャンガリアンなら2〜4g程度です。おやつを与える際はエサの量を少し減らすなど調整をします。エサを買うときは消費期限内に食べ切れる容量のものを買うことも大切です。

餌の固さ

ハムスターの年齢や種類によってエサの固さに気をつけましょう。健康なハムスターには固さのあるエサがおすすめです。なぜなら、ハムスターの歯は「常生歯」と言われ常に伸び続けるます。固さのあるエサを食べることで伸び続ける歯を防止するメリットがあります。固いものが食べられない産まれたてのハムスターや高齢のハムスターには不向きで、その場合は半生タイプの柔らかいエサを選びましょう。成長に合った固さを選んでください。

餌の大きさ

体の大きなハムスター(ゴールデン、キンクマなど)と小さいドワーフ種(ジャンガリアン、ロボロフスキーなど)では食べやすいエサのサイズが違います。大きなハムスターに小さいエサばかり与えてしまうと噛む頻度が減って、歯が削られなくなることも。小さいハムスターに大きなエサを与えるのも食べずらく、残してしまいます。種類別に販売されているので、ぜエサを購入の際には自分のハムスターに最適のエサを見つけてあげてください。

栄養バランスを考える

ペレット

主食のペレットは固形タイプ・半生タイプの2種類あります。ペレットは栄養を考えて作られていますが、主食にする際は他に副食として栄養補助となるゼリーや野菜を摂るといいでしょう。

ミックスフード

ひまわりの種、穀物、ペレット、野菜などの乾燥させたドライフードをブレンドさせたものです。主食には不向きですが、飼いたてのハムスターに何をあげていいのかわからないとお悩みならこちらを選んでもいいかもしれません。

※ミックスフードに多く入っている「ひまわりの種」は高カロリー、高脂肪なので与えすぎは肥満の原因になってしまいます。取り除いて、おやつとして少量ずつ与えるようにします。

動物性タンパクのおやつ

魚・肉・ミルワームなどを乾燥させたおやつがあります。ハムスターは雑食性なので、魚も肉も食べます。ハムスターの好みに合わせて与えてみると喜んで食べてくれます。

野菜・フルーツ・ナッツ・豆腐のおやつ

こちらも全て乾燥させたおやつです。フルーツやナッツ類は糖質が高いので与えすぎには注意しなければいけません。肥満の原因になりますので、ご褒美にあげたりするといいですね。さまざまな商品が売られているので正直迷ってしまいますが、何が好きかなぁと選ぶのもまた楽しいです♪

クッキーやグラノーラなどのおやつ

ハムスター用のおやつにもクッキー、グラノーラ、ビスケットなどの小麦やお米の製品があります。こちらもご褒美にあげたりするといいですね。

ハムスターに与えてはいけないもの

玉ねぎ、長ネギ、チョコレート、アボカド、どんぐりなどは中毒症状を引き起こします。絶対に与えないようにしましょう。

ハムスターの性格は?なつかせるために・・・

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ハムスターは飼い主に慣れるか?といえば、犬や猫に比べるとなつきにくいと言えます。自然界ではとても弱い立場にあるため臆病で警戒心が強いためです。ただ、お世話する中で少しずつでも慣れさせていくことは可能です。まずはケージの中の生活に慣れさせることから始め、自由に動くように慣れば、ケージの中でエサを手渡してみたり、手のひらにエサを乗せて与えてみたり、エサをやりつつ撫でてみたりとゆっくりしたペースでスキンシップをとっていきましょう。

種類によっても性格が違うのでなつきやすさも違ってきます。ゴールデン、キンクマ、ジャンガリアン、チャイニーズは穏やかでなつきやすいです。ロボロフスキー、キャンベルは警戒心が強めでややなつきにくい傾向です。中でもオスは食いしん坊なのでエサを使えば慣れさせやすく、反対にメスは少し神経質なので慣れるまで時間がかかるようです。

飼育環境が悪く、ストレスを与えてしまうと凶暴になってしまいますので、ハムスターが飼い主に心を許せる安心した環境づくりも大切です。

ハムスターの鳴き声は?匂いは気になる?

匂いは小さいわりに強めですが、部屋中に広がるほどではありません。匂いの原因は、フン・尿・エサの食べ残しなどです。フンはすぐに乾燥してしまうのでそれほど匂いませんが、尿は匂いの原因になりやすいです。トイレとトイレ砂を用意し、床材の定期的な交換も大切です。ハムスターをお風呂に入れたり洗ったりするのは厳禁なので、砂を用意しておけば砂浴びで体の汚れを落としたりします。鳴き声は「キュッ」→エサが欲しいなどと訴える時、「ジーッ」→機嫌が悪い時、怒っている時など、ほとんど鳴き声は気になりません。

まとめ

ハムスターは体も小さく飼育するスペースもコンパクトで済み、鳴き声や匂いも気にならないのでペット初心者でも飼いやすいペットです。慣れてくれるまでは少し苦労するかもしれませんが、スキンシップでだんだんと心を開き手に乗ってくれるようになると感動もひとしおです。ハムスターとの暮らしで心を癒されてみませんか。