はじめてのハムスター🐹飼育日記

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気をつけたいハムスターの病気、症状のサインについて

大切なハムスターの体調管理はできていますか?ほんの些細な変化でも見落とさないように毎日のお世話で様子を見てあげましょう。

ハムスターは「ほとんどの病気が飼い方で防げる」と言われています。病気のことを考えると怖くなり、つい症状や治療方法を考えがちですが、一番大事なことは「予防すること」です。

ほとんどの病気はハムスターが食べる物や飼育環境を整えることで防ぐことができます。これを念頭におき、お世話に慣れてきても手を抜かずに健康を守ってあげてください。

それでは、ハムスターに多く見られやすい病気を紹介していきます。

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ハムスターの病気は早期発見が大事!

毎日のお世話中でもなんとなく眺めるのではなく、しっかり見るようにすればいつもと違う行動や異常に気がつけると思います。そうすると病気の兆候に気付くことができ、症状の軽いうち、ハムスターの体力のあるうちに治療することができるので助かる可能性が高くなります。

ハムスターが病院で治療を受ける場合の費用

診察料、検査料:1,000円〜5,000円前後

再診療:500円〜1,000円前後

検査料:検査の内容にもよりますが500円〜5,000円程度

麻酔費用:5,000円〜10,000円程度

レントゲン検査:3,000円〜10,000円ほど(撮影枚数によって異なる)

入院費:3,000円〜10,000円/日ほど

ハムスターに多く見られる5つの病気

病気その1. 下痢

飼い主が気づきやすい病気でもある下痢は、大きく分けて「食事が原因」のもの「寄生虫によるもの」の2種類あります。食事が原因のものは、人間が下痢をするのと同じような理由で、食べ過ぎや消化不良、腐ったものを食べてしまった時などに起こります。

寄生虫が原因のものは、寄生虫を駆除しない限り治りません。特に飼い始めの時などは寄生虫を持っている可能性もあるということを忘れずに、下痢をしたり体重が増えなかったりした場合は要注意です。動物病院に相談しましょう。

下痢といっても簡単に考えてしまいますが、体力を消耗し、放置すればどんどん衰弱してしまいます。下痢に気がついた時は必ず原因を確かめ、動物病院に相談してください。

糞便検査などを行い、治療費は4,000円〜8,000円程度です。

病気その2. 皮膚病

皮膚病も飼い主が気づきやすい病気の一つで、早期発見が可能です。

皮膚病には細菌によるものやダニ、アレルギー、食べたものなどが原因になっているものがほとんどです。これは原因に関係なく治療が必要になります。放置してはいけません。

治療と合わせてやるべきことは「皮膚病の原因を無くすこと」です。掃除をこまめにしたり、ケージ内の清潔を保つようにするとともに、アレルギー症状が出たのならば原因となった床材やエサを変える、食事内容を見直すなどし、動物病院での意見も聞いてみるといいでしょう。可能であれば使っている床材やエサを見せて確認してもらうと安心です。

皮膚病にかかる1回あたりの治療費は1,500円〜2,000円前後です。

病気その3. 婦人科系の疾患

子宮脱・腟脱・子宮内膜症・子宮蓄膿症はメスのハムスターが起こす可能性のある病気です。陰部からの出血や陰部の汚れで気づくことが多いのですがメスが1歳を過ぎたあたりからこれらの病気のことを頭において毎日注意しながら見ると早期発見につながります。

治療はハムスターの状態において抗生剤を使った投薬治療をし、ひどい場合は手術を行います。婦人科系の病気は高齢ハムスターがかかりやすく(2歳過ぎたくらいの)手術に耐えられない場合もあります。投薬治療も長引くと体に負担がかかるので飼い主やハムスターにとっても辛いものです。いかに早期発見が大切かがわかります。

病気その4. 肝臓疾患

肝臓疾患は、食欲が落ちたり体重が減ったり、下痢、腹部の腫れなどの症状が出ます。詳しくは血液検査やレントゲン検査などをしないとはっきりとはわからない病気です。

ひまわりの種などの「高脂肪」な物ばかり与えていると肥満になり、ハムスターの肝臓はフォアグラのようになります。細菌やウィルスが原因と考えられている肝炎も飼育環境、食事内容が大きく関わってきます。

大切なことはハムスターに本当に必要なものだけを与えるということです。好きだからとひまわりの種ばかりを与えるなど、同じ物ばかり食べさせてはいけません。ハムスターにとって適切なエサを適切な量だけ与えるようにし、おやつも少量にすることで病気の予防にもなります。

腫瘍などの切除手術となると50,000円程度の費用がかかります。

病気その5. 目の病気

結膜炎

細菌やウィルス感染・目の傷などが原因で起こります。目やに、涙、目を気にして掻いている、出血などの症状が出ます。床材を常に清潔に保つことで予防できます。

点眼薬は800円〜1,500円前後。

眼球突出

外傷、肥満、頭部の腫瘍などが原因で起こります。眼球突出は眼球が飛び出たようになる、腫れる、涙、まぶたの変形などの症状が見られます。重大な病気が隠れていることもあり早めの受診が必要です。

白内障

老化、遺伝、糖尿病、内臓疾患が原因です。目の白濁、目やになどの症状が現れます。この症状が現れた場合も重大な疾患があるかもしれないので早めに受診してください。

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ハムスターに見られるその他の病気

不正口咬

食欲低下、口が閉まらない、よだれ、出血、くしゃみ、鼻水などの症状がでます。歯が伸び過ぎてしまい歯が欠けたり曲がってしまう病気です。エサを固めにしたりして自然と歯が削れるようにします。病院で歯を削ってもらう方法もあります。

歯削りの料金相場は1,000円〜2,000円前後。

頬袋脱

頬袋がひっくり返って外に出てしまい戻らなくなります。頬袋の筋肉の損傷や、エサが頬袋内から出てこず中で腐ってしまった場合などに起こります。この場合は手術で頬袋を切除しないといけません。エサにも注意し、ハムスターが誤って口の中を傷つけるようなものは置かないなどの予防をしましょう。

頬袋脱の治療費は10,000円〜20,000円前後。

骨折

手足が不自然に曲がっている、腫れている、歩き方がおかしいなどの症状でわかります。体を回し車に挟んでしまったり、高いところからの落下が原因で起こります。事故が起こらないような環境を整えてあげることが重要です。エサもカルシウムを意識して与えることも大切になってきます。

骨折した場合の手術費用は50,000円前後が相場のようです。

カルシウムの取れるおやつもあります。

擬似冬眠・低体温症

眠ったまま起きてこない、呼吸や心拍の低下、体温低下などの症状が見られます。急激な気温の低下や暗すぎる部屋が原因で起こります。擬似冬眠すると体調を壊したり、最悪死に至るケースもありますので、ケージを設置する部屋を適切な環境に整えることが何よりも大切です。

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ハムスターにも人間と同じように色々な病気が見られます。どんな病気があるかを知り、初期症状を把握しておけば早期発見ができます。動物病院で教わるのもひとつかもしれません。大切なハムスターが元気で長生きしてくれるよう、しっかり健康を守ってあげたいですね。